
◆札幌交響楽団プロフィール
札幌交響楽団は1961年7月に発足、翌1962年3月財団法人となる。1961年9月6日、第1回定期演奏会を開く。初代常任指揮者は荒谷正雄。1969年、西独からぺ一ター・シュパルツを第2代常任指揮者に迎える。北海道内はもとより、全国各地で演奏会を行い、1975年6月には北米、西独で公演。1995年6月から末廣誠を指揮者に迎えた。1996年2月現在で、定期演奏会377回を含め3696回にのぼる演奏会を行っている。
これまでの受賞歴:北海道新聞文化賞(1973年)、北海道文化賞(1980年)、札幌市民芸術賞(1981年)、地方文化功労による文部大臣表彰(1983年)、モービル音楽賞(1983年)、北海道開発功労賞(1991年)
◆手塚幸紀(指揮)プロフィール
1940年東京に生まれる。1958年東京芸術大学器楽科にフルートで入学。1960年より一年間、斉藤秀雄のもとで指揮法を学び、1962年より学内で指揮活動を行う。1964年に東京芸術大学指揮科に再入学、渡邊暁雄、山田一雄両氏に師事する。
最近の活動では、1993年1月と12月の新日本フィルハーモニー交響楽団の定期演奏会(ジョスタコーヴィチ:交響曲第4番、交響曲第6番地)や、同年2月の群馬交響楽団定期演奏会を指揮し、さらに10月には愛知県芸術劇場でのオペラ(プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」)、1994年11月には日生劇場でのオペラ(ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」)を手がけ、いずれも高い評価を得ている。
◆仲道祐子(ピアノ)プロフィール
5歳より金原美津子氏、8歳から13歳までアメリカにてシルヴィア・ミューリング氏に師事。桐朋女子高等学校音楽科に進み、86年渡独。
ミュンヘン国立音楽大学、同大学院、同大学室内楽科を卒業。
コンクールでは、第36回全日本学生音楽コンクールピアノ部門中学校の部全国第1位。イタリアのアドルフォ・L・アブレダ国際ピアノコンクール第2位、第37回マリア・カルス国際音楽コンクールピアノ部門第2位及び特別賞、第10回ロベール・カザドシュ国際ピアノコンクール第3位。
ミュンヘン国立音楽大学院卒業までに、阿倍紀子、中島和彦、クラウス・シルデ、ギュンター・パッシーンの各氏に師事。
レパートリーも多彩で特にショパン、リストを得意として、高い評価を得ている。現在はドイツのハンブルクを拠点に活動し、日本への帰国は年3回程、ソロ活動を中心に各地で公演を行っているが、96年5月紀尾井ホールでのデビューリサイタルで、日本での本格的活動を始める。
また、5月神奈川フィルハーモニー管弦楽団、10月札幌交響楽団、97年3月日本フィルハーモニー交響楽団と、コンチェルトが予定されている。
今、日本で人気、実力ともに高く、国際舞台で活躍するピアニスト仲道郁代の妹でもある。
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